2021/02/23印鑑の書体について

印鑑登録・口座開設のためにはんこを買う。でも「書体で何が変わるの？」「何を選べば良いかわからない」って時はありませんか？

今回は印鑑作成で主に使われる六書体についてご紹介します。

はんこで使われる書体と特徴は以下の通りです。

篆書体（小篆）…中国の秦朝時代に使用されていた書体。一般では判読しづらい書体のため、他人に見せない・読ませない「実印」「銀行印」などに向いているとされています。

印相体…篆書体を変形させた書体。文字が枠に接しているのが特徴で、「篆書体」同様、「実印」「銀行印」にお勧めの書体です。また、別名で「吉相体」と呼ばれ、末広がりの形状で縁起の良い字体と言われています。

隷書体…前漢時代に篆書体（小篆）を簡略化した実用的文字。読みやすいので、「認印」などに使われます。

楷書体…草書体（章草）という字体を一点・一画を離して書くようにして生まれた書体。「認印」にお勧めです。

行書体…楷書と同じく、一点・一画を離して生まれた書体です。女性人気がある書体です。

古印体（大和古印）…日本独自の文字です。かすれたような字体が特徴で、「認印」にお勧めです。

以上が、はんこで使われる代表的な文字です。この他に字体の見本も掲載しますので、是非お好みの文字を探してみてください。